上空に白い謎の飛行物体が確認されたのは何?誰が?どこへ?飛行機からの映像あり!!

仙台市などの上空に白い気球のような謎の物体が目撃され、かなりの長時間滞空しているようだと話題になっています。この上空に浮かぶ白い謎の飛行物体の正体はいったい何なのか、誰がどこから飛ばしたのか、またどこへ向かっていったのか、調べてみましょう。

上空に白い謎の飛行物体が確認されたの?

福島県や宮城県などの上空に6月17日朝早くから確認されている白い気球のようなものは、夜明け直後の午前4時過ぎにはすでに上空に漂っていることが分かっている。

既に多数の人が目視しており、Twitterでもトレンド入りするほど。

宮城県などが安全確認のため関係各所に確認を取っているが、正体はわからず。

今日17日(水)の明け方から、宮城県や福島県の周辺では「ずっと空に浮かんだままの風船のような白い物体」が目撃されています。

ウェザーニュースにも約50件の目撃報告が寄せられていて、「西風に乗って少しずつ東に移動している」「雲に隠れたようなので、雲よりも高い所にあるようだ」との情報もあります。

また、昨日の夕方には岩手県内でもこれと似た物体が目撃されていて、半日以上も東北地方上空を浮遊している可能性があります。
ウェザーニュースより

上空の白い飛行物体は何?

仙台市の上空に17日朝、気球のような白い物体が浮かんでいるとの情報が、宮城県警や仙台管区気象台などに相次いで寄せられた。県警は同日午前、ヘリコプターを飛ばして仙台市周辺の上空を警戒した。
河北新報社に寄せられた情報によると、気球のような物体は同日午前4時ごろから目撃された。下部には十字状の物がぶら下がっている。
県警によると、物体の高度は2000~3000メートル以上とみられる。同日正午までに、宮城県亘理町や白石市、大崎市などの住民から「空に白い物が浮かんでいる」との110番が十数件あった。

宮城河北新報より

気象庁HP

地上からの目撃情報だと3000メートル以上の上空との声が多かったが、次第に目撃情報が寄せられ、中には周辺を航行中の航空機内からの目撃情報や画像も確認されている。

こちらが飛行機の中からの映像

https://twitter.com/S65AMG2/status/1273095897325490176?s=20

このように、11400メートル上空付近を飛んでいた飛行機よりもさらに高い上空を白い物体が漂っているのがわかる。

各地の気象台では、気象観測用の気球は、コストがかかりすぎるため、10年以上も前から使用していないとのこと。ちなみに気象観測用の気球と取り付けられる機器はこのようなもの

これを見ると、気球の形や色は似ているが、下にぶら下がっている機器が違うのがわかる。

目撃情報の通り、白い謎の気球の下には何やら十字に取り付けられた物体があるが、有力な情報や手掛かりはなく、画像からは今のところ何なのか判明していない。まだ着陸態勢をとっていない飛行機よりもはるか上空を漂っていて、地上から目視できる物体となると、かなり大きなサイズの気球であることが想像できる。

上空の白い飛行物体は誰が何の目的でやったの?

国土交通省仙台空港事務所によると、午前6時すぎに仙台空港西側の上空に白い物体を確認したが、航空法に基づく届け出や報告はないという。物体は気象観測機器を飛ばすための気球に形は似ているが、気象台は「気象庁が打ち上げた物ではない」と説明している。
宮城県危機対策課の担当者は「県警や自衛隊、大学などと連絡を取っているが、有力な手掛かりはない。引き続き情報を収集する」と話した。

宮城 河北新報より

このように、国内関係各所への確認は済んでいるが、今のところ有力な情報は無い。

このような気球は民間の気象観測業者等が使用することはあるとのことだが、通常の観測や実験などに使用する場合は公的機関に許可を取ってから実施することが定められており、今回の件に関しては許可申請がないことから国内の研究機関や企業によるものではないとも考えられる。

憶測でしかないが、国内の機関によるものではないとすると、諸外国の研究機関や軍事的な調査目的で飛ばされたものであるとも考えられる。

この気球はゆっくりではあるが西から東へ移動しているため、中国や朝鮮半島方面から何らかの理由で飛んできている可能性もある。

上空に白い謎の飛行物体が確認されたのは何?誰が?どこへ?のまとめ

6月17日早朝から確認されている謎の白い気球と十字に取り付けられた機器は現在のところ誰が何の目的でどこから飛ばしたのかわからず、目撃情報からは航空機よりも高い上空を漂い、かなり大きなものであるということだけがわかっている。

新しい情報がわかり次第追記していく。